師走

12月29日
世間ではだいたいが今日から正月休に入っていますね。
でも、蔵は正月もおしごと♪ペーペーは元旦、2日とお休みを頂いているので
久しぶりに実家に帰らせていただこうかと思ってます。
今年からお年玉をあげる身になってしまいました。学生はいいなぁ〜・・・
さて、久しぶりの日記。今日は朝からてんやわんやでした。
ちょっと早いお正月休みで蔵人3名ぬけていたので、その分忙しかったです。
麹の作業が済んだら酒粕を詰めて、蒸米の作業でそれが済んで今度は分析して…
気がつけば昼。ペーペーの腕にはもうすっかりムキムキなこぶができてます。
このままマッチョになったりして・・・
先月仕込んだ純米酒を大晦日にしぼることになりました。そして、来年の2日に
純米吟醸酒「仙櫻」をしぼります。純米吟醸酒はしぼる前に品温を低く保ち、
香りが逃げてしまわないようにします。そして、いよいよ来年の1月8日から
大吟醸をつくりはじめることになりました。
特別企画〜ペーペーの今年を振り返って・・・〜
入社してはや9ヶ月。社会人一年生で、初めての土地ではたしてやっていけるの
だろうかと思ってたら、ありがたいことに元気に働くことが出来ました。
山崎町で知り合った方々にも本当やさしくしていただき、会社の御得意様にも
お声かけていただき本当感謝感激です。初めは、あれしなきゃこれしなきゃと
焦ってましたが、これからは一歩づつ自分ペースでやってこうと思ってます。
来年も、この調子でテクテクと一歩づつ成長できたらな〜なんて思ってます。
来年も、山陽盃そしてペーペーをよろしくお願いいたします。

12月10日
純米酒、純米吟醸酒『仙櫻』とも順調に発酵しています。
事務所のがあこちゃんに純米吟醸の香りをかいでいただこうと呼び出し、
ペーペーがタンクにかぶせてある布のキャップからふわ〜っと香りを
仰いだら、があこむせてました。というのも、二酸化炭素をたくさん吸い込む
みたいなもんだから、鼻が痛くなります。
でも、いい香りとのことです。
あんまりかぎすぎると、香り吸い込んでなくなってしまうぞ!っと冗談だけど
おやっさんに言われました。

12月5日
今日は、純米酒の仕込みが終わった。
蒸せたお米は自然冷却するので、おおきな麻のような布に10キロほどの
蒸米を乗せて、せっせとみんなで運びます。
これが重いんだ。重いといえば、精米所から運ばれてくる米袋。
洗米するときに一袋ずつ運ぶのですが、その一袋は30kgで
ぺーぺーはまだひとりで持ち上げられません。
ふんっ!って試してみるが、腰が砕けそうになります。
これからの体なんで腰を痛めてはダメだということで、男の方に
おまかせしています。30kgで重くて持てないのじゃペーペーの体重が
どれだけ重いかが身をもって味わいました・・・はぁ〜

12月4日
昨日、大屋町のお酒純米吟醸『仙櫻』の原料仕込み終わりました。
3段仕込み、添仕込み、仲仕込み、留仕込みが終了しました。
後は、発酵していいお酒になることを待つだけです。
吟醸というからにはいいお酒。低温でゆっくり発酵させます。
吟醸酒は留仕込みが終わった次の日から、とても臭い匂いを放ちます。
硫化水素の香りです。こんなんがお酒になるの?!と思うんですが、
なるんですよ。この臭い香りがしなければ、後にいい香りが漂ってこないのです。
どうして、こういう香りがするのかというと簡単に申し上げると低温で発酵させて
いるため、酵母菌の増殖に米の溶解がついていかないため酵母ちゃんが
おなか減ったやんけー、食べるもんないやんー、おならしたろ!ってな感じです。
低温だからお米が解けにくく、酵母菌の栄養源が足りなくなるからです。
そして、1週間もすれば米の溶解がすすみ酵母ちゃんは充分に栄養分を補給できるため
アルコール発酵が進み、それに伴い吟醸香とよばれるなんともいえないいい香りが
漂ってくるわけです。
今から約20日間ほど純米吟醸をおねんねさせます。
純米酒の仕込みも始まりました。いいお酒になってね〜っとぺーぺーは密かに
愛情を入れておきました。

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